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ボディプロフィール撮影で避けたいNGポーズ&よくある失敗5選

ボディプロフィール撮影でよくあるNGポーズと失敗5選をBECOMEのSotaが解説。力みすぎ・顎の位置・腕の角度など初心者が陥りがちなポイントを具体的に紹介。

ボディプロフィール撮影で避けたいNGポーズ&よくある失敗5選

ボディプロフィール撮影で避けたいNGポーズ&よくある失敗5選

3ヶ月かけて絞ってきた身体が、ポーズひとつで別物になる。

それを何十回も見てきた。納品データをスクリーンに並べたとき、「あ、これじゃない」という瞬間が来る。撮影中は「よく撮れてる」と思っていても、見返すと伝わり方が違う。身体の仕上がりより先に、ポーズが仕上がっていなかった——そういうケースがほとんどだ。

BECOMEで撮影してきた方々と見えてきた「やってしまいがちなNGポーズ」5つを、鏡の前で確認しながら読んでほしい。

NG①「頑張りすぎ」の力み——筋肉じゃなく、緊張が写る

【画像: portfolio-17.webp | キャプション: 力が入りすぎて肩がすくんだ状態と、脱力してからポーズを作った状態の比較】

一番多い。全力でポーズしなきゃ、という心理はわかる。でも力めば力むほど、写真が伝えるのは「緊張感」であって「筋肉美」じゃない。

何が起きるか。肩がすくむ。首が縮む。脚に力が入りすぎて膝が過伸展する。姿勢が崩れて、せっかくの体型が縮んで見える。

撮影中によく使う合言葉がある。「7割で作って、残りは呼吸で決める」。筋肉はリラックスした状態の方が形が出る。フィジーク選手が舞台袖で脱力体操をしているのは、「抜いてから入れる」という順序があるからだ。

鏡の前でアイソメトリックに力を入れてみてほしい。次に、一度大きく息を吐いてから同じポーズをやる。シルエットが変わる。これだけで仕上がりが変わる方がほとんどだ。

NG②「顎を引きすぎ」——二重あごより怖いのは首が消えること

「顎を引くといい」という情報、SNSでよく見かける。撮影によっては正解だけど、ボディプロフィール撮影では逆効果になるケースが多い。

【画像: portfolio-20.webp | キャプション: 顎を引きすぎて首が詰まって見える状態と、頭頂部を引き上げてニュートラルに整えた状態の比較】

顎を引きすぎると首が短く見える。首が短く見えると、肩幅が強調されすぎたり上半身全体のバランスが崩れたりする。正面から撮るとき特に顕著で、「なんか頭だけ浮いてる」みたいな印象になってしまう。

正しい感覚は「頭頂部を天井に引っ張られるイメージで、顎はニュートラル」。耳の後ろ(乳様突起)を少し後ろ上方に動かすつもりでいると、首が適度に伸びてきれいに写る。

撮影前日の夜、鏡に向かってこれを10分練習した方がいた。「こんなに変わるんですね」と言っていた。本当に変わる。

NG③「腕がボディに引っ付く」——胴体が太く見える最大の原因

【画像: portfolio-23.webp | キャプション: 腕をボディにつけたNGポーズと、こぶし1個分スペースを空けてウエストが出たOKポーズの比較】

緊張すると腕がボディにくっついてしまう。きれいに見せようとして脇を締めてしまうんだ。腕をボディにつけると、胴体と腕のシルエットが合体してウエストがなくなって見える。背面ショットで特に起きやすくて、「せっかく腰が細いのに…」という結果になりがちだ。

目安は「こぶし1個分」。脇の下にこぶしひとつ入るくらいのスペースを作ると、ウエストのくびれが自然に出てくる。意識しすぎると不自然になるので、「腕がボディから離れているな」と感じるくらいがちょうどいい。

肘を少し後ろに引くと広背筋が際立って、背面の仕上がりが全然違う。ポーズ別の詳しい解説はこちらで扱っているので、合わせて読んでほしい。

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NG④「脚が揃いすぎ」——安定感はあるが、ラインが死ぬ

「気をつけ」に近い形でそのままシャッターを切るケース。身体のラインが消えてしまうので、もったいない。

【画像: portfolio-26.webp | キャプション: 脚を揃えた正面立ちと、片脚に重心を乗せてS字ラインが出たコントラポストの比較】

脚を揃えて正面に立つと、ヒップから太ももにかけてのカーブが見えない。脚を若干開いてスタンスをとるか、片脚に重心を乗せてS字ラインを作るかで、同じ身体でも別の写真になる。

よく提案するのは「片脚を約10〜15cm前に出して、つま先を外側に向ける」形。これだけでヒップラインが浮き上がって、脚が長く見えるようになる。「脚が短く見える」という悩みの多くは、このポーズで解決できることが多い。

モデルが「コントラポスト」と呼ぶ重心移動のテクニックだ。ミロのヴィーナスのS字ライン——人の目に美しく映るのは理由があって、それをポーズに応用するだけで写真が変わる。

NG⑤「目線が泳ぐ」——表情と視線が写真の空気を作る

ポーズというより、表情と目線の話だ。でもこれが地味に仕上がりを左右する。

緊張してくると目線が泳いだり、カメラを意識しすぎて視線が硬くなったりする。「何かを見ている」でも「何も見ていない」でもなく、どこかに焦点が合っていない状態が一番写真に出る。

【画像: portfolio-29.webp | キャプション: 視線と表情が決まった状態で撮影したボディプロフィール。目線が空間を引き締めている】

撮影中によく使う方法がある。「遠くの1点を決めてそこに視線を合わせながら、気持ちだけ少し緩める」。目線の先を固定すると首や肩の力が自然に抜けてきて、表情がニュートラルになっていく。

あるお客さんに「壁のシミに向かって話しかけるつもりで見てください」と言ったら、目線がぴたっと決まった。そこから5連続でベストショットが出た。正直、あの時は鳥肌が立った。

5つを一度に直そうとしない

全部いっぺんに意識するとパンクする。

優先順位は「力み → 腕のスペース → 脚の重心」の順で直していくのが効率的だ。目線と顎は最後でいい。土台となるポーズが安定してから細部を整える、という順序がある。身体の仕上がりと同じくらい、ポーズに時間をかけてほしい。2ヶ月かけて絞ってきたなら、ポーズ練習も2ヶ月かけていい。

BECOMEでは撮影の2〜4週間前に「ポーズ練習セッション」を設けている。鏡と動画を使いながらNGポーズを一つずつ潰していく。当日に初めてやってみる、というのが一番リスクが高い。

撮影当日の具体的な動き方は撮影当日タイムラインに詳しく書いた。当日の段取りとセットで読んでもらえると準備が整う。「どのくらい前から練習を始めればいいですか?」という質問もよく受けるので、撮影準備ガイドも参考にしてほしい。

ポーズの相談、練習セッションの日程など、LINEから気軽に聞いてほしい。文字を送るだけでいい。

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