ボディプロフィール撮影前の水抜き&ピーキング|最終週の仕上げ術
3ヶ月やりきったのに、鏡の前で「なんか違う」と感じたことはないか。
脂肪は落ちた。筋肉も育った。なのに思っていた仕上がりが出てこない——その原因のほとんどは、最終週の調整が抜けていることだ。ピーキングを知らずに撮影に入ると、同じ体でも「今日の体」と「最高の体」の差が写真に出る。逆に言えば、正しくやれば3ヶ月の積み上げが最後の1週間で一段化ける。
食事管理とトレーニングの基礎は食事&トレーニングガイド【完全版】に書いた。今回は「撮影1週間前から当日まで」に絞って話す。
そもそもピーキングって何をやるのか
【画像: portfolio-35.webp | キャプション: 撮影に向けて最終調整したボディ。皮膚の下の筋肉が際立ちシャープな輪郭が出ている】
コンテスト競技者が試合当日に体を最高の状態にする最終調整——それがピーキングだ。筋肉をパンプさせて皮下水分を抜き、筋肉と皮膚の間をシャープに見せる一連の操作を指す。
ボディプロフィールはコンテストじゃない。カリカリに仕上げる必要はない。でも「コンディションがいい日」と「そうでない日」では、同じ体でも写真の見え方がかなり変わる。むくんでいるかどうか、パンプが乗っているかどうか——これだけで腕の太さが違って、腹筋の見え方が変わる。
3ヶ月かけて体を作っても、最終週の過ごし方で仕上がりの10〜20%が動く。だから最後まで気を抜かないでほしい。必要な準備期間がまだ計算できていない方は体脂肪率別ダイエット期間の目安を先に読んでおくといい。
撮影7日前:まずむくみの根を断つ
【画像: portfolio-36.webp | キャプション: 最終週に入った体。塩分管理と食材の絞り込みで余分な水分が抜けてきた状態】
最終週に入ったら最初にやること——塩分と加工食品を全部やめる。
外食、コンビニ弁当、スナック菓子はほぼ全部が塩分過多だ。体が水分を保持する最大の原因は塩分なので、ここをカットするだけで5日間で見た目が変わる人が多い。
食事は鶏むね肉、白身魚、卵白、さつまいも、玄米、葉物野菜に絞る。調味料は少量の塩こしょうと和風出汁、レモン汁程度でいい。7日間だけのことだ。
トレーニングは強度を70〜80%に落とす。筋肥大を狙う時期はもう終わっている。この週の目的は「筋肉を維持しながら神経を活性化させること」で、壊しに行かない。
撮影3〜4日前:水分調整の入り口
【画像: portfolio-37.webp | キャプション: 撮影数日前のボディコンディション。炭水化物を調整してきたことで全体的にシュッとした印象になっている】
ここから水分コントロールに入る。最初に大事なことを言っておく。
極端な水抜きはしない。
コンテスト選手のなかには24時間で4〜5Lの水分を抜く人もいるが、あれは医学的リスクを承知でやっている。命に関わるケースがある。BECOMEのピーキングは安全なレンジで動く。
具体的には、1日2L飲んでいた水を1.5L程度に自然に絞っていく。急激に切らず、少しずつ。利尿作用のあるコーヒーや緑茶は軽度の調整に使えるが、1日2杯程度を上限にしておいてほしい。炭水化物もここでやや絞る。炭水化物1gは約3〜4gの水分と一緒に筋肉に貯蔵されるため、落とすと体内水分保持量が減って見た目がシュッとする。ただし完全に抜くのはまだ早い。翌日のカーボアップに備えてグリコーゲンを空にしておく感覚で進める。
撮影前日:カーボアップで筋肉を膨らませる
【画像: portfolio-38.webp | キャプション: カーボアップの効果が出た前日の体。筋肉に張りが戻りシェイプがはっきりしてきた】
ここがピーキングの山場だ。
カーボアップとは、意図的に空にしておいたグリコーゲンに炭水化物を一気に補充して、筋肉を内側から膨らませるテクニック。グリコーゲンが充填された筋肉は水分も引き込んで張りが出る。コンテスト前日に選手がステーキとご飯を大量に食べる写真を見たことがあれば、あれがカーボアップだ。
前日の食事例(体重65kg男性の目安)は朝食が白米1.5杯+ゆで卵2個、昼食が白米2杯+鶏むね肉150g、夕食が白米1.5杯+鮭1切れ+さつまいも100g、間食にバナナ1〜2本。炭水化物の目安は体重1kgあたり5〜7g、女性は3〜5g程度で十分だ。脂質は少なめに、タンパク質は普段通り。塩分は引き続き控える。
水分は前日の午後から少しずつ絞り始め、夕食後はガブ飲みしない。入浴後に軽く汗をかいて就寝する。サウナは効率よく汗をかけるが脱水になりやすいので、15分以内に留めておいてほしい。
撮影当日の朝:最終調整
詳しいタイムラインは撮影当日の完全タイムラインに書いたが、ピーキングの観点で当日朝の食事を補足する。
起き抜けにトイレで不要なものを出してから、撮影の2〜3時間前に朝食を取る。内容は前日の小規模版でいい。白米かさつまいもを少量(茶碗半分〜1杯)、卵白かゆで卵、塩分ほぼゼロで。炭水化物を少し入れることで筋肉の張りを維持しながら、食べすぎて腹部が膨れないよう量を抑える。乳製品・生野菜・炭酸は厳禁だ。水分は朝食時に200〜300ml程度で、撮影中も喉が渇いたらちびちび飲む程度にしておく。
撮影直前のパンプは効果的だ。スタジオ到着後に腕立て伏せ20〜30回、チューブやダンベルがあれば軽いカール10〜15回こなすだけで腕や胸に血が集まって立体感が上がる。BECOMEのスタジオには軽いダンベルとチューブを用意しているので、遠慮なく使ってほしい。
よくある失敗パターン
【画像: portfolio-39.webp | キャプション: 撮影当日のベストコンディション。ピーキングをしっかり行った結果、3ヶ月の成果が最大限に引き出された仕上がり】
撮影ピーキングで失敗する人のパターンは、だいたい決まっている。
前日に食べすぎる。 カーボアップに喜んで白米を食べ続けた結果、翌朝お腹が張って見える——これが一番多い。上に書いた量を目安にして、お腹が苦しくなる前に止めること。
水を切りすぎる。 完全に水を断つと逆に体が水分保持モードに入ってむくみが出る。適度な水分補給は続けること。前日・当日の有酸素はゼロ、またはウォーキング5分程度にとどめる。過剰な有酸素で筋肉が疲弊すると張りが出ない。最終週の詳細な食事管理は撮影前の準備マニュアルにまとめているので合わせて読んでほしい。
一人でやるのが不安なら、一緒にやろう
初めてピーキングをやる人は怖いと思う。食事を変えて体がどう変わるか、当日まで確認できないわけだから。ピーキングに入る前の2週間の体の整え方は撮影前の準備マニュアルに詳しく書いてある。
BECOMEでは撮影1週間前からのLINE相談を受け付けている。「これ食べていいですか」「水分どのくらい飲んでいます」「なんかむくんでいる気がする」——こういう細かい質問を拾いながら、一緒に撮影日のコンディションを作っていく。撮影まで残り7日、まだ間に合う。
プランは撮影のみ ¥55,000〜、コンディション作りも一緒にやりたい方向けの**メンバーシッププラン 月¥29,800〜**がある。
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